
富岸運河環水公園と天門橋
【1日目】富山駅→富岸運河環水公園→富山駅前(泊)
富山駅に到着、昼食は”富山湾の宝石”「白エビ」の天丼
10:47
高速バスにて富山駅着、徒歩で宿泊先ホテルへ
10:52
宿泊先「ホテルJALシティ富山」着
11:00-12:15
ホテルに荷物を預けて、富山駅構内「白えび亭」で昼食
夫婦での富山旅行は今回で3回目。
1回目、2回目の時はガイドブックに載っている観光地を順番に巡る旅でしたが、今回の富山旅行では特に目的地を決めず、美味しいものを食べたり、市内を散歩したりして、のんびり”富山時間”を楽しむことにしました。
宿泊先は、前回、前々回の富山旅行と同じ「ホテルJALシティ富山」さんに今回もお世話になりました。
JR富山駅から徒歩で3分ほどの距離にあり、駅へのアクセスが抜群であることに加えて、オープンからまだ数年の綺麗な作りが気に入って、富山旅行の際はいつもこのホテルを起点にしています。
画像出典:ホテルJALシティ富山

宿泊DATA
◆最寄駅からのアクセス JR富山駅徒歩3分
◆大浴場 なし
◆コンビニ 徒歩1分圏内
◆宿泊ルーム スーペリアツインプラス
◆宿泊プラン 素泊まり×3泊
◆一言コメント クリーンでスタイリッシュ、移動にも超便利
◆Our評価 ★★★★☆
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10階の「スーペリアツインプラス」と「モデレートクインプラス」は、アメニティなどに富山を感じられるアイテムが設置されています。
ホテルのフロントで荷物を預けて、まずは昼食へ。
前回の富山旅のときに食べて美味しかった「白えび亭」へ直行です。
富山駅構内にある人気店で、11時の開店直後に行ったらもう行列ができていました。
20分ほど並んで店内へ。
このお店の看板メニューは店名にもある”白えび”。
白えびは、富山湾の宝石とも呼ばれる希少なえびで、乳白色の美しい見た目と上品な甘さが特徴です。
中でもイチバンの人気は「白えび天丼」。
前回の富山旅行で、この白えび天丼を食べてとても美味しかったので、今回も必ず行こうときめていました(笑)。
約1年半ぶりの白えび天丼、今回も美味しかったです!

食べログでChexk >>白えび亭

白えび・ホタルイカ・ブリがすべて味わえる「富山スペシャル天丼」もおすすめ!
とやま時間が流れる街のオアシス「富岩運河環水公園」へ
12:20
昼食後、富山駅北口から徒歩で出発
12:30
「富岩運河環水公園」に到着
12:30-16:30
午後はずっと公園でのんびり
昼食の後は、徒歩で「富岸運河環水公園」へ。
私たち夫婦は、富山に来たときはいつも最初にここを訪れます。
富山駅から徒歩で10分の市街地にありながら、街の喧騒から遠く離れた憩いの空間になっていて、
水と緑の豊かな自然と、計画整備された公園の美しさを兼ね備えたすばらしい場所です。
富山市と東岩瀬港を結ぶ富岩運河を囲むように芝生や木々が配され、公園のシンボルである「天門橋」が運河に架かる空間は「街のオアシス」という言葉にふさわしいたたずまいです。
公園内には、スターバックス社のストアデザインコンテストで最優秀賞に輝いたこともある「スターバックス富山環水公園店」があり、ガラス張りの店内やテラスから運河と公園の美しい景色が一望できます。
運河をクルージングする観光船「富岩水上ライン」や、近くには富山県立美術館もあり、夫婦でゆっくり流れる時間を楽しむには最高の場所です。

空気が澄んでいる日に天門橋から望む、富山市と立山連峰の美しさは格別です

地元の人の憩いの場所にもなっています

スタバでフラペチーノ
Enjoy 富岩運河環水公園?
◆公共交通機関でのアクセス ★★★
◆リラックス・癒やし ★★★
◆いちどは見ておきたい風景 ★★
◆文化・歴史がつたわってくる感 ★★★
◆食べ歩きも満喫 ★
◆1日でも楽しめる ★★★
◆過剰に混雑していない(平日) ★★★
富山駅構内の「八兆屋」でキトキトの美味しさを堪能
16:30
徒歩で帰路ホテルへ
16:45
ホテル着
17:55
1時間ほど休憩した後、夕食へ出発
18:00~20:00
富山駅構内の居酒屋「八兆屋」で夕食
20:10
ホテルに帰着
富岩運河環水公園から歩いてホテルに戻ったら17時近くになっていました。
18時から予約を入れていたので、ホテルで1時間ほど休憩してから夕食に出発です。
白エビ丼を食べて、フラペチーノを食べて、早めの夕食と、食べてばかりですが、しっかりお腹が空きました。
この日の夕食は、富山駅構内の商業施設「クラルテ」の2Fにある居酒屋「八兆屋」。
北陸地区に店舗を展開する「ハチバングループ」の居酒屋ですが、スペース広めの席と、落ち着いた雰囲気のきれいな店内、素材の良さを生かした料理とお酒を品よく美味しく、感じ良くいただけます。
最初の富山旅行で立ち寄って以来すっかり気に入ってしまい、富山旅行のときは、毎回利用させてもらっています。
今回の富山旅行でもいのいちばんに予約を入れました。


食べログでChexk >>八兆屋駅の蔵 富山駅店

器や盛り付けもおしゃれで、女性好みのメニューも充実。一品一品の料理を楽しめるお店です
北陸の地酒を上品に味わうのも良いですが、個人的には竹筒で出てくる「青竹冷酒」が気にってます

今回も、富山・北陸の食材と地酒をたっぷりと堪能できました。
ごちそうさまでした。
【2日目】雨晴海岸→富岩水上ライン→富山駅前(泊)
”晴天の”雨晴海岸を見たい
8:45
ホテル発、徒歩で富山駅へ
8:50
富山駅着、コンコースを通って「あいの風とやま鉄道」改札へ
8:20
富山駅発/あいの風とやま鉄道、高岡行(高岡駅まで¥390)
8:39
高岡駅着、JR氷見線に乗り換え
8:43
高岡駅発/JR氷見線、氷見行(雨晴駅まで¥240)
9:02
雨晴駅着
9:05-10:15
雨晴海岸散策
今回の富山旅は、気の向くままが基本で、きっちりスケジュールが決まっている旅ではありません。
1日目の夜に夫婦で相談して、2日目の午前中は、少し早めにホテルを出て、雨晴海岸(あまはらしかいがんと読みます)に行くことにしました。
雨晴海岸は、富山県の高岡市にある海岸で、海越しに立山連峰を望める景勝地です。
海を挟んで3,000m級の山々を見ることのできる景色というのは、世界的にもめずらしいようです。
前回の富山旅行で一度訪れているのですが、その時はあいにくの雨天でしたので、今回は、タイミングが合えば晴天の景色を見たいと思っていました。
雨晴海岸へは、富山駅から「あいの風とやま鉄道」で高岡駅まで行き、そこでJR氷見線に乗り換えて「雨晴」駅へ向かいます。
時刻表をChexk あいの風とやま鉄道
時刻表をChexk JR氷見線
富山駅から高岡駅までは20分程度、途中乗り換えて、高岡駅から雨晴駅まで20分程度です。
氷見線の本数は少な目ですので、乗り継ぎを考慮したスケジューリングが必要です。

氷見線では進行方向右の席がおすすめ。車窓から見る雨晴海岸も良いですよ
雨晴駅についてみると、若干雲が多いものの、まずまずの晴天。
駅の改札を出て左手へ進むと舗装道路を歩いて海岸に向かうことができますが、私たちは、逆に右手に少し行った先の細い道を右折し、いったん海岸に出てから海沿いに女岩(めいわ)のある展望スポットへ向かいました。
少々歩きにくいですが、天候が良くて波が静かな時は、海風を感じられるこちらのルートがおすすめです。

遠くに「女岩」を望みながら海岸を歩く

女岩の背後にうっすらと立山連峰が・・(笑)
この日の雨晴海岸は、空の青さはまずまずだったのですが、空気の透明度がいまひとつで、上の写真のように、山の稜線がうっすらと見える、ちょっとぼやけた感じの雨晴海岸でした。
観光写真などでは、青い海と白波の中に立つ女岩と、海越しにくっきりと浮かび上がった冠雪の立山連峰という絶景が有名ですが、季節的に冠雪にはまだ早く、また次のめぐりあわせを楽しみに、ということで(笑)。
Enjoy 雨晴海岸?
◆公共交通機関でのアクセス ★★
◆リラックス・癒やし ★
◆いちどは見ておきたい風景 ★★★
◆文化・歴史がつたわってくる感 ★
◆食べ歩きも満喫 ★
◆1日でも楽しめる ★
◆過剰に混雑していない(平日) ★★
帰りの電車まで少し時間があったので、すぐ近くの道の駅雨晴で休憩してから、帰路は舗装道路を歩いて雨晴駅へ戻りました。
時刻表をChexk JR氷見線
時刻表をChexk あいの風とやま鉄道
富岩水上ラインで岩瀬地区へ
10:30
雨晴駅発/JR氷見線、高岡行(高岡まで¥240)
10:52
高岡駅着、あいの風とやま鉄道に乗り換え
11:15
高岡駅発/あいの風とやま鉄道、泊行(富山駅まで¥390)
11:33
富山駅着
11:45-12:45
富山駅構内の居酒屋「八兆屋」で昼食
雨晴海岸を後にし、往路とは逆の路線で電車を乗り継いで富山駅に着いたのは11時30分頃。
ここで腹ごしらえの昼休憩です。
行先は、昨日の夜と同じ「八兆屋」さん(笑)。
3回目の富山旅行ということもあって、今回は地元のグルメをあれこれというのは一旦お休みにして、”八兆屋三昧”でいくことにしました。
昼メニューは「丼とおそば」が中心で、メニューを見るとどれも食欲をそそるものばかり。
親子丼か、かつ丼か、天丼かで迷いましたが、結局夫婦そろってかつ丼とおそばの膳にしました。

食べログでChexk >>八兆屋駅の蔵 富山駅店

丼とお蕎麦のほかにも「郷土越前」や「肴菜御前」など、見た目も綺麗な美味しい膳がいろいろ
12:50
昼食後、富山駅北口から徒歩で出発
13:05
富岸運河環水公園、富岩水上ライン乗船場着
13:20-14:20
富岸運河クルーズ
14:25-15:55
岩瀬地区をゆっくり散策しながら東岩瀬駅へ
16:06
東岩瀬駅発/富山地鉄富山港線、富山大学前行(富山駅まで¥240)
16:33
富山駅着
この日の午後は、富岩運河環水公園と岩瀬地区を結ぶ「富岩水上ライン」で運河クルーズを楽しむことにしました。
富岩水上ラインも岩瀬地区も、富岩運河環水公園と同じく、富山に来ると毎回リピートせずにはいられない、他にはない魅力があります。
今回で3回目の富山旅になりますが、富岩水上ラインの運河クルーズも3回目(笑)。
尚、環水公園発のクルーズは、平日7便、土日祝日12便運航されていますが、そのうち岩瀬地区(岩瀬カナル会館)まで行く便は、1日に2便しかありません。
岩瀬地区までのクルーズを楽しみたい方は、あらかじめ運行ダイヤを確認し、乗り逃しのないようご注意ください。
時刻表をChexk 富岩水上ライン
と、いうことで、富岩水上ラインの乗船場に到着、運河クルーズに出航です。
これまでにいろいろな場所で、遊覧船や、川船に乗ってきましたが、ここの運河クルーズは、なんというか、いちど体験するとずっと心象風景に残る、そんな特別な雰囲気、空気感があります。
それを体感するには、やはり晴天がベストなのですが、この日は天候にも恵まれ、期待にたがわない素敵な時間を過ごせました。

クルーズ船から眺める運河の岸辺の風景

タイミングが良ければ、希少種のカワセミも見られます
船は、運河の穏やかな水上をゆっくりと進み、途中「中島閘門」で、水位差2.5mの”水のエレベーター”を通過するなどしながら、次第に海へと近づいていきます。

彼方に立山連峰を望みながら富山湾河口へと
終着点の「岩瀬カナル会館」のある岩瀬地区は、江戸から明治にかけて北前船で栄えた港町で、当時の建物が残るレトロな街並みを楽しむことができます。
岩瀬行きの運河クルーズには、帰路用に路面電車の片道切符が付いていますので、岩瀬カナル会館から岩瀬の街並みをゆっくり散策し、「東岩瀬」駅から路面電車で富山駅まで戻るルートがおすすめです。
時刻表をChexk 富山地鉄富山港線
Enjoy 富岩水上ライン?
◆公共交通機関でのアクセス ★★★
◆リラックス・癒やし ★★★
◆いちどは見ておきたい風景 ★★★
◆文化・歴史がつたわってくる感 ★★★
◆食べ歩きも満喫 ★★
◆1日でも楽しめる ★★★
◆過剰に混雑していない(平日) ★★★
岩瀬地区でゆっくりして戻ったら、かれこれ夕暮れ時になっていました。
ちなみにこの日の夕食も「八兆屋」さんでした。
これで「夜」「昼」「夜」の3レンチャン!
ホント”繰り返し”が好きな夫婦でして(笑)
【3日目】富山市ファミリーパーク→富山駅前(泊)
8:00
ホテル発、徒歩で富山駅前バス停へ
8:05
富山駅前バス停着/4番乗り場
8:15
富山駅前バス停発/富大付属病院循環線、富山駅前行(ファミリーパーク前まで¥460)
8:37
ファミリーパーク前バス停着
9:00-16:30
富山市ファミリーパークで動物園観覧&自然散策
富山県の観光スポットというと「立山黒部アルペンルート」や、トロッコ列車で有名な「黒部渓谷」などが有名です。
どちらも一度は観ておきたい景観地ですが、”のんびり夫婦旅”の行先としては少しハード(?)な感じがします。
私たち夫婦も最初の富山旅行で黒部渓谷に行きましたが、行って帰ってくるのにかなり時間と体力を使いました(笑)
今回の富山旅は、のんびり気ままがテーマですので、行き先もそれなりに穏やかなところで。
と、いうことで富山旅の3日目は、駅前から路線バスに乗って「富山市ファミリーパーク」へ。
時刻表をChexk 富山地方鉄道バス
富山市ファミリーパークは、富山市西方の呉羽丘陵にある動物園&自然公園。
富山駅からバスで20分ほどの便利な場所にありながら、緑につつまれた自然環境豊かな公園です。
動物園としては地味目で、キリンやシマウマ、オオカミなどはいますが、国外の珍しい動物を数多く観られるというわけではありません。
が、その地味さこそが富山市ファミリーパークの魅力。
パークそのものが呉羽丘陵の里山に包まれていて、飼育・展示されている動物は、イノシシやツキノワグマ、ニホンカモシカ、タヌキ、ムササビ、オオワシなど、日本の里山の動植物の生態系を再現しています。
また、木曽馬や野間馬、津島馬など、古来から里山で活躍してきた在来馬の姿も見ることができます。


さらに、国の天然記念物、ニホンライチョウの繁殖事業に力を入れていて、まじかにライチョウの姿を見ることができます。


じーっと見つめてくる子もいて、ライチョウとっても可愛いですよ!
想像していた以上に素敵で快適で楽しい空間で、開園から閉演までたっぷりいてもまだいたくなる、そんな場所でした。
Enjoy 富山市ファミリーパーク?
◆公共交通機関でのアクセス ★★★
◆リラックス・癒やし ★★★
◆いちどは見ておきたい風景 ★
◆文化・歴史がつたわってくる感 ★★
◆食べ歩きも満喫 ★
◆1日でも楽しめる ★★★
◆過剰に混雑していない(平日) ★★★
帰りのバスは、行きと同じ富大付属病院循環線で富山駅まで。
閉演から24分後の出発なので少し待ちますが、閉園後の余韻を楽しむにはちょうどよい時間です。
時刻表をChexk 富山地方鉄道バス
17:24
ファミリーパーク前バス停発/富大付属病院循環線、富山駅前行(富山駅まで¥460)
17:48
富山駅前バス停着
17:55-18:25
アルビスエスタ店で夕飯の買い物をして、徒歩でホテルへ
18:30
ホテル着
富山駅でバスを降りると夕飯の買い出しのため、電鉄富山駅ビル エスタ内にあるスーパーマーケット「アルビス・エスタ店」に立ち寄り。
富山3日目の夜は、昼間に撮影した動画を観ながらスーパーで買った惣菜で部屋飲みです。
たまにはこういうのもGoodですね。
【4日目】ほたるいかイカミュージアム→富山湾岸→富山駅(帰路)
滑川の沿岸を散策して、ほたるイカミュージアムへ
9:00
チェックアウト、ホテルに荷物を預けて出発
9:05-10:00
「ジャーマンベーカリー」でモーニング
今回の富山旅行は、2日目に富岩水上ラインに乗ってホテルに帰ってくるまでは2泊3日の予定でした。
しかし2日目の夕方にホテルに帰ってラウンジでお茶をしているときに、「明日帰るのは惜しい」という話になりまして・・1泊のばすことになりました。
それで、ホテルをもう1泊延長したのですが、富山にもう少し長く居たいという思いしかなくて、とくにどこに行きたいという目的があったわけではありません。
それで「4日目はどこへ行こうか?」ということになったのですが、これまでに2回富山を旅して、まだ行ってない場所ということで、滑川市の「ほたるいかミュージアム」に行ってみることにしました。
時間はたっぷりあるので、ゆっくりめにホテルをチェックアウトして、富山駅の駅ビルの「MAROOT(マルート)」にある「ジャーマンベーカリー」へ。
ジャーマンベーカリー石川県と富山県に複数の店舗を展開している定番のベーカリーですが、マルート店は、朝7:30からオープンしていて、店内でお得なモーニングセットが楽しめます。

ハッシュドポテト&選べるパンとドリンクのモーニングセット
食べログでChexk >>ジャーマンベーカリー マルート店
ゆっくり腹ごしらえをして出発。
10:05
富山駅着、コンコースを通って「あいの風とやま鉄道」改札へ
10:20
富山駅発/あいの風とやま鉄道、泊行(滑川駅まで¥390)
10:37
滑川駅着、徒歩で「ほたるいかミュージアム」へ
10:40-11:40
富山湾岸を散歩
11:40-13:00
「ほたるいかミュージアム」観覧
13:00-14:00
「レストラン光彩」で昼食
14:00-15:40
富山湾岸でまったり
滑川駅は、富山駅から「あいの風富山鉄道」で17分くらいの距離にあって、比較的行きやすい場所です。
電車の本数もけっこうあるので、車がなくても、ほたるいかミュージアムだけさくっと行って帰ってくるということも、比較的簡単です。
時刻表をChexk あいの風とやま鉄道
ただ、今回行ってみてわかったのですが、もし天候に恵まれたなら、ほたるいかミュージアムだけを見てさくっと帰ってくるのは、かなりもったいないと思います。
滑川駅を降りると、まっすぐ海へ向かう道があるのですが、その先に開ける富山湾の美しい風景と、きれいに整備された湾岸エリアのたたずまいは、夫婦でゆっくり散策するには最高のロケーションです。
少しゆっくりめに時間をとって、海風と波の光、眼前に広がる景色を楽しみたい、そんな素晴らしい場所でした。

時間はたっぷりあるので、約1時間くらい海辺の散策を楽しんでから、ほたるいかミュージアムへ向かいました。
ミュージアムの入口でチケットを購入しようとすると、受付の方から「ほたるいかの発光ショーはやってませんけどよろしいですか?」との案内が。
詳しく聞いてみると、”ほたるいかミュージアムといえばコレ”というくらいのメインイベント「ほたるいかの発光ショー」は3月20日から5月下旬の期間しかやっていないそうで。
もともとその時期しか見られない自然現象なので、それはしかたがないということであっさりチケットを購入して中へ。
ミュージアムは名称の通り、ほたるいかに焦点をしぼった小規模な博物館で、充実した学習展示施設といった感じでしたが、ほたるいかについていろいろと知ることができて、それなりに楽しめました。
ただ、水族館みたいな感じを期待して行くと、ちょっと期待外れになるかもしれません。

Enjoy ほたるいかミュージアム?
◆公共交通機関でのアクセス ★★★
◆リラックス・癒やし ★
◆いちどは見ておきたい風景 ★
◆文化・歴史がつたわってくる感 ★
◆食べ歩きも満喫 ★
◆1日でも楽しめる ★
◆過剰に混雑していない(平日) ★★★
ゆっくりミュージアムを観覧したあとは、せっかくなので2Fの「レストラン光彩」でホタルイカ料理をいただくことに。
ホタルイカの刺身や天ぷらはもちろん、ホタルイカを使ったピザやパスタもあって、メニューを見ながら迷いましたが、けっきょく選んだのは「おすすめ洋食セット」。
ホタルイカのアヒージョが一応ついてますが主役はバターチキンカレー(笑)。
お腹が空いていたので、ボリューム重視ということになりました。

食べログでChexk >>レストラン光彩
食後は、もういちど富山湾岸に出て、海岸線を散歩したりしながら、ゆっくりと過ごしました。
旅の最後の1日は、いつもまったりして過ごすことが多いのですが、今回の富山旅行最終日は、いつにもまして超まったりな(笑)、ある意味とても贅沢な時間を過ごせて良かったです。
16:00
滑川駅着
16:09
滑川駅発/あいの風とやま鉄道、高岡行(富山駅まで¥390)
16:26
富山駅着、ホテルで荷物を受け取り、ふたたび富山駅へ
16:40-17:40
富山駅周辺でお土産選び
17:40
富山駅前バス乗り場着、高速バスで帰路へ
帰りは、行きと同じく「あいの風とやま鉄道」で、滑川駅から富山駅まで20分弱で到着。
時刻表をChexk あいの風とやま鉄道
富山駅では、ホテルに立ち寄って預けていた荷物を受け取り、帰りの高速バスの時間まで、お土産を選んだりして最後までのんびり、とやま時間を過ごしました。
いろいろなところに旅をしていると、旅の終わりに、「来月にでも、もし可能なら来週にでも、またここに来たい」と思うことがあります。
その旅行が楽しければ、いつもそう思うかというと、そうでもなくて、「すぐにでもまた戻ってきたい」と思う郷愁のようなものを感じる場所は、それほど多くありません。
私たち夫婦にとって、どうやら富山はそういった場所のようです。
今回が3回目の富山旅行でしたが、帰りの高速バスの中では、もう次の富山旅行はいつにするかの話をしていました。
3泊4日の超ゆったり旅はこれにて終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回のおみやげたち